以下ネタバレ有。
女好きのモテ男、矢張政志
この逆転裁判には、矢張政志という主人公の友人が登場する。(以下ネタバレ)
事件の裏にヤッパリ矢張。
その弱弱しく頼りない様は、ゲームの各所で登場しプレイヤーの笑いを誘う。しかしこの男、よくよく考えるととんでもないプレイボーイだ。
作中では無類の女好きとしての個性を押し出し、3のあやめに対し「恥じらいがたまんない」などと完全にスケベ親父のようなことを言っている。こういったことを言うキャラクターはモテないというのが定石だが、矢張はモテるのだ。
ここで、彼の過去の女性達を見てみよう。ザっと挙げてみるだけでもこれだけいる。(時系列順ではない)
- 高日美佳
- カズミ
- ミユキ
- ミハル
- ルミコ
- コズエ
- マキコ
- コズエ
- エミコ
- ハルミ(春美ちゃんに対し、「昔付き合っていたハルミより可愛い」と言及。)
しかもこの男、付き合っているのはことごとく美人だ。モデルにハリウッドを目指す女優など、どう考えても抜きんでたお顔立ちをされた女性達と、付き合うところまでいっている。それが矢張政志だ。
もはやれっきとしたモテ男であることは疑いようもない。
しかし、矢張は同様にフラれボーイでもある。おそらくプレイヤーである私たちが矢張がモテる事を感じなかったのはそのためだ。なぜ矢張はモテるのか。そこを解明しないことには始まらないということで、いくつか矢張がモテる理由を挙げてみようと思う。
矢張、イケメン説
1つ目は矢張がとんでもないイケメンという説である。これは却下だ。この逆転裁判においてのイケメン基準として設定されているキャラクターは、どう考えても御剣検事だ。矢張がイケメンであるとは到底思えない。せいぜい気のいい兄ちゃんレベルだ。
矢張、性格がいい説
1番つまらない答えだが1番無難で可能性がある。彼の優柔不断さと女性に対して(のみ)の優しさは、我々男性は見習うべきかもしれない。
矢張、頭が良い説
これも却下だ。矢張はことあるごとに「オレだって中学は出てる」と発言しており、(もちろん中卒=頭が悪いという論法ではないが)弁護士や検事の役割すら分かっていない節があったので頭が良いは流石にありえないだろう。
矢張、才能が凄い説
矢張はシリーズ途中から美術の才能があることを示し始める。モデルや女優の卵が惹かれるところはそこにあったのかもしれない。ちょっとこれは可能性あるか。いや…でもなー。
矢張、アッチがすごい説
あとはもう、矢張にはアッチの才能があったという説しかない。何の確証もないが、彼は女性を満足させる現代の怪盗ラスプーチンだったのだ。成歩堂も御剣も、銭湯で矢張のアレを見たら規格外の大きさに「異議あり!」と唱えてしまうに違いないぞ(やけくそ)
…どうしようもない感じになってしまったので、もう終わろうと思う。プレイしたことのない人も、ある人も是非、今回でたPS4版をプレイしてみてほしい、新しい気付きがあるはずだ。
こちらの実写映画は、既に芸能界を引退されてしまった成宮寛貴の貴重な映像である。正直見てほしいので宣伝しておく、(笑)